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「食べたものもないのに…」…北住民が激しい“人糞戦争”

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮は新年から‘人糞戦争’中だ。 食糧難に苦しむ北朝鮮が農作物の生産のため肥料集めに熱を上げているのだ。 住民に毎年肥料2トンずつ納めるよう推奨したことで、住民は獣の排せつ物はもちろん、人糞までも片っ端から収集している。

5日の米国の自由アジア放送(RFA)によると、最近、北朝鮮の朝鮮中央テレビは毎日の報道時間に、咸境道(ハムギョンド)・黄海道(ファンヘド)地域の住民が肥料生産を始めた姿を放送している。

国境地域の住民は新年最初の戦闘を肥料生産で始めたと口をそろえた。 咸境北道の国境付近に住む住民は「工場が稼働しないので、一日中、肥料集める仕事ばかりしている」と伝えた。


ある消息筋は「1人が1年間に排せつする量が2トンなので、それを集めて農場に納めろということ」とし「配給もせず食べたものもないというのに、肥料を度々出せというのが分からない」と伝えた。

激しい競争のため市内の公衆トイレの扉に施錠する現象も出てきている。 夏に悪臭を漂っていた共同トイレは、新年になると人糞があるかどうか確認する間もなく、誰かが持ち去るということだ。 咸境北道茂山郡(ムサングン)出身のある住民は「夜になると軍人が麻袋を持って肥料までも盗んでいく物騒な世の中になった」と伝えた。

金晋希(キム・ジンヒ)記者



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