昨年の韓国の素材・部品業種で輸出が好調を示したことから、貿易黒字が過去最大を記録した。知識経済部は4日、昨年の素材・部品輸出は2562億ドルで前年比11.8%増え、輸入は1686億ドルで11.5%増加したと明らかにした。これにより貿易黒字は97億ドル増の876億ドルとなった。特に日本への輸出は170億ドルで前年比23.0%増加したが、輸入は397億ドルで4.2%の増加にとどまり、対日貿易赤字は227億ドルで15億7000万ドル減った。これは昨年3月の東日本大震災以降、日本製品の輸入増加傾向が急激に鈍化し、1次金属などを中心に輸出が増えたためと分析される。また、東南アジア諸国連合(ASEAN)への輸出が22.6%増加し、中国中心だった輸出市場が多角化していると分析された。
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