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米国の軍事戦略“大変動”…韓国の安保戦略への影響も予想(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
オバマ米大統領は3日午前、ハワイでの休暇を終えホワイトハウスに復帰した。彼はこの日午後、唯一パネッタ国防長官を執務室に呼んだ。 オバマはパネッタ国防長官、バイデン副大統領とともに苛酷な緊縮予算時代を迎えた米国の新たな軍事戦略を最終点検した。午後遅くに米国防総省はパネッタ長官とデンプシー統合参謀本部議長の5日の記者会見日程を発表した。ホワイトハウスのカーニー報道官は、「オバマ大統領が昨年9月から6回も軍首脳部に会い、特に12月には任期中初めて世界に派遣された戦闘司令官全員を呼んで意見を交わした。今後10年間に4890億ドルの国防予算縮小に合わせた新しい戦略が発表されるだろう」と予告した。

米国の新しい軍事戦略は▽ヨーロッパ地域軍縮小▽アジアでの安保軸移動▽海空軍統合戦力強化▽果敢な人件費・退職手当て縮小などを含むと伝えられた。ニューヨークタイムズなど米国の主要メディアはこれと関連し、「オバマ政権が、米国が長く維持してきた“二つの戦争”戦略を事実上放棄するだろう」と評価した。世界の2カ所で在来式戦争が起きても地上軍を派遣して同時に勝利するという「2つの戦場同時勝利戦略」が国防予算削減で22年ぶりに岐路に立ったということだ。米議会では5000億ドルの国防予算を追加で削減する案も議論中だ。

中東と北東アジアでの同時戦争を念頭に置いたこの戦略は、冷戦後の米国防政策の根幹だった。軍事専門家らは米国が「2つの戦争」の代わりにひとつの地上軍戦争遂行能力だけ備え、他の地域ではまた別の敵国の紛争を防ぐ妨害者(スポイラー)役に満足する「ワンプラス戦略」に修正したと分析した。


2つの侵略脅威がある場合、ひとつは外交的努力や経済制裁を通じて解決するほかないという意味と解釈される。



米国の軍事戦略“大変動”…韓国の安保戦略への影響も予想(2)

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