コレール(鉄道公社)が3日に明らかにしたところによると、ソウル発釜山(プサン)行KTX357号列車が2日午後7時11分ごろに停車駅の永登浦(ヨンドゥンポ)駅を通過した。機長は客室にいた列車チーム長から「停車駅を行き過ぎた」という非常連絡を受け列車を止めた。約2.6キロメートル過ぎた後だった。機長は管制室と連絡を取った後に後進し午後7時22分ごろに永登浦駅に戻り、駅で待っていた乗客108人を乗せて4分後に釜山に向け出発した。この過程で乗客は「案内をまともに受けられなかった」と激しく抗議した。コレールの彭正光(ペン・ジョングァン)社長代行は3日、「案内放送をしたとしても後進する過程で乗客を不安にしたとすれば全面的に誤り」として陳謝した。彭社長は事故原因に対しては、「機長が瞬間的に勘違いしたようだ」と明らかにした。平日168回運行されるKTXのうち永登浦駅に停車する列車は上り下り往復4回しかなく、機長がうっかりしたという説明だ。
しかし該当機長がKTX開通時からのベテランの上、KTXの運転室には全地球測位システム(GPS)を利用して機長にあらかじめ停車駅を知らせるシステムが備えられている。このためにコレール内部ですら「理解しがたいことが起きた」という反応だ。機長は調査過程で、「GPS案内を聞くことができなかった」と主張したという。
しかし該当機長がKTX開通時からのベテランの上、KTXの運転室には全地球測位システム(GPS)を利用して機長にあらかじめ停車駅を知らせるシステムが備えられている。このためにコレール内部ですら「理解しがたいことが起きた」という反応だ。機長は調査過程で、「GPS案内を聞くことができなかった」と主張したという。
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