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韓国映画、トム・クルーズに押され“涙ぐましいマーケティング”(2)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

ヤン・ドングン(左)とチョ・スンウが主演の映画「パーフェクトゲーム」。

同時期に封切られた「パーフェクトゲーム」も、「マイウェイ」とよく似た事情のようだ。

同じく新年初頭から広報に余念がない。「不動の映画評点1位」「有名人の応援リレー」「公開2週目の舞台あいさつ」などで底上げを図っている。26~30日まで、観客数は1日約3万8000人から約5万9000人に増加したと明らかにした。パク・ヒゴン監督をはじめ、チョ・スンウやヤン・ドングンら主演俳優はもちろんマ・ドンソク、チョ・ジヌンらの助演俳優までもが2週目の舞台あいさつに総出で借り出された。

しかし、ここでもやはり映画振興委員会の集計数値はこれとは違う曲線を描いている。「マイウェイ」のように、公開初週4日間の38万7993人から、2週目28万1245人へと減っている。累積観客もまだ100万人に達していない。


こうした事態になって、ようやくロッテエンターテインメント側は、次作ラインナップのうち「パパ」の公開時期を変更するという禁じ手を使った。今回の旧正月(1月23日)に公開しようとしていたものを、韓国映画の共存を理由に2月初旬にずらしたのだ。

ある映画関係者は「期待の高かった韓国映画が苦戦し、最後までチケットマーケティングに腐心している様子が涙を誘うほど。不必要な先入観で、巨額の制作コストがかかった映画が枯れていくことがないよう祈るだけ」と語った。



韓国映画、トム・クルーズに押され“涙ぐましいマーケティング”(1)

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