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垂直離着陸「トランスフォーマー飛行機」 中国漁船の監視に使用すれば…(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
イタリア航空機開発会社アグスタウェストランドは9人乗りの民需モデル(BA609)を開発している。 最高時速510キロ、移送距離1390キロ。 2013年に運航に入る見込みだ。 山間や飛行場がない地域の旅客需要を狙っている。 英FALX社は2人乗りモデルを開発した。 都心から自家用飛行機として使用できるモデルだ。

韓国は昨年11月末、韓国航空宇宙研究院が無人機モデル「スマート」を開発し、飛行テストを行った。 最高時速440キロで、昼夜間用カメラなど90キロの荷物を積める。 一度離陸すれば5時間ほど滞空できる。 無人機モデルは韓国が開発したモデルが世界唯一。 来年は飛行機など他の物体が接近すれば無条件に別のところに避ける機能を実際に運行・試験する計画だ。

スマート開発団長である韓国航空宇宙研究院のキム・ジェム博士は「トランスフォーマー飛行機は有人機よりも無人機の開発が難しい」とし「軍用だけでなく民需用としても使用でき、その用途は非常に広い」と述べた。


トランスフォーマー飛行機を開発するうえで最も難しい技術は、ヘリコプターからプロペラ飛行機に、プロペラ飛行機からヘリコプターに変身する機能だ。 問題が発生すればそのまま墜落してしまうからだ。 V-22を米ベル社が開発する過程で何度か墜落し、30人ほど死亡している。

キム博士は「変身する時のプロペラ操作はコンピューターが精密に調整することになる」とし「スマート無人機を開発する過程で、縮小模型を墜落させながらその技術を習得した」と述べた。

スマート無人機は中国漁船の西海(ソヘ、黄海)違法操業監視用としても大きな役割を果たせる。 一度離陸すれば5時間ほど飛行でき、空から撮った映像を海洋警察警備艇と共有しながら昼夜で海を監視できるからだ。

トランスフォーマー飛行機は今後、有人機と無人機、軍用と民需用など多方面に急速に広まると期待されている。

◇トランスフォーマー飛行機

ティルトローター(Tilt Rotor)という。 離着陸にはプロペラをヘリコプターのように空の方向に上げ、飛行する時は一般プロペラ飛行機のように機体と水平方向にする。 ヘリコプターとプロペラ飛行機の長所を併せ持つ。



垂벒離着陸「トランスフォーマー飛行機」 中国漁船の監視に使用すれば…(1)

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