BEAST(ビースト)。
SMエンターテインメントは昨年10月にニューヨークでSMタウンコンサートを開き観客1万5000人余りを動員した。当時ニューヨークタイムズは「K-POPはアジアンポップに代わり世界の音楽界に影響を及ぼした。いまや米国市場に浸透している」と紹介した。米国はK-POP動画照会数基準で2010年3位だったが、昨年にはタイを押さえ2位に入った。
昨年6月にフランス・パリで開かれたSMタウンコンサートに触発された欧州内のK-POP人気も急上昇した。フランスは970万回から2600万回に、英国は827万回から2200万回、ドイツが558万回から2000万回など、K-POP動画照会数が2010年に比べ2~4倍に増えた。
◆SNSに乗り疾走=K-POP熱風が急速に広がったのにはSNS(ソーシャルネットワークサービス)が大きな役割をした。現在韓国の主要歌謡企画会社はフェイスブックなどに別途のファンページを運営しており、SUPER JUNIORなど主要歌手も個人ツイッターなどを通じてファンたちとのコミュニケーションを拡大した。
ユーチューブのK-POP動画はフェイスブックやツイッターなどSNSにリンクされ急速に広がった。例えば少女時代「The Boys」の動画は昨年11月にユーチューブに公開され3日で照会数1000万回を突破した。また、2週間でユーチューブ音楽カテゴリーで3位に上がった。
◆2012年の見通しは=K-POPは産業的にも急成長を記録した。KARAは昨年日本でアルバム・DVD売り上げだけで49億3000万円を稼いだ。日本歌手と外国歌手を合わせて4位に上がった。少女時代は40億5000万円で5位だった。韓国コンテンツ振興院によると昨年第3四半期までに音楽部門輸出額は2010年の同じ期間より2倍以上増え1347億ウォンだった。
こうした勢いは2012年も持続することができるだろうか。音楽評論家のイ・デファ氏は、「欧米市場が開き始める段階だ。昨年基準で3大企画会社がすべてコスダックに上場され事業的にも見通しは明るい」と予想した。
K-POP動画、ユーチューブで昨年23億回照会(1)
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