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中国の北朝鮮派兵説で韓国証券市場が一時パニックに

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国の証券市場がデマにどれだけ弱いのかを示した1日だった。根拠もない北朝鮮関連のデマで指数が急落し、デマが判明した後も驚いた投資心理を戻すことはできず、指数は下落したまま引けた。IBK投資証券マーケットアナリストのパク・オクヒ氏は、「各種デマで指数が急落した後、年金基金の防御でどうにか指数を一部戻した。北朝鮮関連のデマに弱い姿が露わになった」と話した。

27日のKOSPI指数は前日と同水準で取引を開始した。その後午前10時35分ごろに中国による北朝鮮派兵説と駐留説などのデマが証券街に出回り始め、午前10時40分には前日比2.33%下落の1813.48ポイントまで急落した。同日の最高値の1864.71より51ポイント以上下落した。特に投資心理が冷え込んだ個人投資家が先物と現物を大量に売り指数下落を先導した。指数はその後の1分でさらに30ポイント近く上がった。

一部ではデマを利用して特定勢力が市場を揺さぶったという陰謀説も提起された。新韓金融投資アナリストのイ・ソンヨプ氏は、「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)体制に対する不安感を投機勢力が利用したのではないかと思う」と話した。一方では単純な注文ミスの可能性を言及する。現物を買って先物を売る注文を「現物売り先物売り」と注文し下げ幅が大きくなったのではという話だ。ハナ大韓投資証券投資分析部は、「年末に需給が多くない状況だと小さな注文ミスでも騰落幅が大きくなることがある」と指摘した。

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