もう一つ、K-POPの地位を見せているのが「アンチ(anti)ファン」の登場だ。 今年は韓国ドラマ、韓国アイドルの日本テレビ出演に反対する大規模デモが続くなど、「反韓流」が強まった年だった。 「K-POPームねつ造説の追跡」という漫画がインターネット上で話題になり、急速に広がった「アンチK-POP」の動きは、韓国文化・音楽が日本で一つの社会的なテーマに定着した証拠だと、日本メディアは分析している。
こうした雰囲気の中で忘れてはならない名前がある。今年で日本デビュー10周年を迎えたBoA(写真)だ。 01年5月にシングルアルバム「ID:Peace B」で日本でデビューしたBoAは、12月7日に10周年記念シングル「Milestone」を発売し、10日と11日には日本東京国際フォーラムホールでコンサートを行った。 公演では過去10年間を振り返りながら涙を流したという話を聞いて、心が痛んだ。 2000年代の日本におけるK-POPブームの歴史を書くとすれば、その最初のページに載せるべき名前はBoAであるはずだ。
BoAが日本でデビューした後、韓国と日本を行き来する彼女にインタビューをしたことがあった。 礼儀正しい回答の間で疲労を隠し切れない少女を見ながら「このように子どもを外国に送り出してもいいのだろうか」と感じた記憶。 途絶えることのなかった少女の努力が、今の日本国内の韓国ブームの種になった。 ようやく満25歳になったこの「K-POP史の生きた証人」に小さな拍手と応援を送りたい。
心が痛む元祖K-POPスターBoAの涙(1)
こうした雰囲気の中で忘れてはならない名前がある。今年で日本デビュー10周年を迎えたBoA(写真)だ。 01年5月にシングルアルバム「ID:Peace B」で日本でデビューしたBoAは、12月7日に10周年記念シングル「Milestone」を発売し、10日と11日には日本東京国際フォーラムホールでコンサートを行った。 公演では過去10年間を振り返りながら涙を流したという話を聞いて、心が痛んだ。 2000年代の日本におけるK-POPブームの歴史を書くとすれば、その最初のページに載せるべき名前はBoAであるはずだ。
BoAが日本でデビューした後、韓国と日本を行き来する彼女にインタビューをしたことがあった。 礼儀正しい回答の間で疲労を隠し切れない少女を見ながら「このように子どもを外国に送り出してもいいのだろうか」と感じた記憶。 途絶えることのなかった少女の努力が、今の日本国内の韓国ブームの種になった。 ようやく満25歳になったこの「K-POP史の生きた証人」に小さな拍手と応援を送りたい。
心が痛む元祖K-POPスターBoAの涙(1)
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