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金正日の遺影を「太陽像」と呼称 …死後偶像化作業

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去発表から3日目、北朝鮮メディアの金正日・金正恩(キム・ジョンウン)親子に対する称賛のレベルが高まっている。 遺影と追慕所を全国各地に設置するなど、一般人の弔問の雰囲気を作るための措置も本格的に始まった。

朝鮮中央テレビや労働新聞など北朝鮮メディアは21日、一斉に「金正日は慈愛深い父親、人間愛の最高の化身だった」「尊敬する金正恩同志が前途を燦爛たる領導の勝利に導いてくださる」などの称賛を連発した。 北朝鮮メディアは金正日と金正恩に同時に言及し、「遺訓統治」と「白頭山(ペクトゥサン)血統」を強調した。

特に、金日成(キム・イルソン)死去当時と同じく、金正日の大型遺影を「太陽像」と呼び、死後の偶像化作業が進行している。 全国に金正日の銅像が2、3個しかなく、弔問客が金日成の銅像に集まることを勘案し、全国の協同農場と学校に遺影と追慕所を急いで設置した。 北朝鮮メディアは死去報道直後から、一日に500万人余りの平壌(ピョンヤン)市民が追慕したと宣伝している。 また北朝鮮メディアは喪中であるにもかかわらず、3代世襲の正当性を強調するため、金正日の生母・金貞淑(キム・ジョンスク)の94回目の誕生日(24日)を浮き彫りにしている。 今年だけでも金貞淑銅像参拝者が100万人にのぼると宣伝した。


現在まで北朝鮮軍の特異動向は感知されていない。 先月初めに始まった冬季訓練のために移動した一部の軍部隊が元の部隊に復帰している姿が確認される程度だ。 護衛司令部など平壌近隣の軍部隊は28日、告別式の準備に動員されたという。 すべての軍部隊が弔旗を掲げた中、休戦ライン近隣と西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)巡察を強化したと、軍は把握している。



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