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韓国政府、弔意めぐり激論…李大統領が賛成派に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

左から、千英宇(チョン・ヨンウ)青瓦台外交安保首席、金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官、柳佑益(リュ・ウイク)統一部長官、金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官、元世勲(ウォン・セフン)国家情報院長

20日午後4時10分。韓国の柳佑益(リュ・ウイク)統一部長官が青瓦台(チョンワデ、大統領府)春秋館ブリーフィングルームに立った。2時間前から開かれた李明博(イ・ミョンバク)大統領主宰の外交安保長官会議で決まった政府談話文を読み始めた。北朝鮮住民に対する慰労の言葉とともに「北朝鮮が早く安定を取り戻し、南北が韓半島の平和と繁栄のために協力できることを期待する」と述べた。最前方3カ所に設置することにしたクリスマスツリー点灯計画も撤回すると発表した。韓国政府が北朝鮮の新しい指導部に送る「言葉」と「行動」だった。政府当局者は「南北関係のリセット」の意志が込められた表現と述べた。

金正日(キム・ジョンイル)死去発表後、こうしたメッセージが出てくるまで28時間かかった。その間、韓国政府の外交安保ラインでは、対北朝鮮強硬派・穏健派の間では激しい論理対決が繰り広げられた。

19日昼12時をやや過ぎた時間。千英宇(チョン・ヨンウ)青瓦台外交安保首席が危機管理マニュアルを持って本館執務室へ向かう途中、李大統領に会ったという。当時、李大統領は急いで国家危機管理室へ向かうところだった。千首席は「北朝鮮を慰労し、安心させなければならない時」と報告したと、複数の青瓦台関係者が伝えた。北朝鮮強硬派が勢力を拡大する余地を減らそうということだ。千首席は対北朝鮮強硬派に分類されてきたが、今回は融和的な基調を主張した。

韓国政府、弔意めぐり激論…李大統領が賛成派に(2)

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