ひとまず韓米当局は北朝鮮が核実験までは成功したとしてもミサイルに搭載するほどの小型化にはまだ至っていないと評価している。実戦配備でなく開発段階という話だ。そのため現在のところは核開発を主導している党の機械工業部が核を掌握しているとみられる。金正日の絶対的な信任を受けていたチュ・ギュチャン機械工業部長がキーを握っているわけだ。韓国の防衛事業庁に相当する第2経済委員会も核開発に関与している。第2経済委員会はベールに包まれていたが、2009年に公開されたぺク・セボン委員長が掌握している。実務的には党軍需工場部と第2経済委員会が受け持っている。
北朝鮮は核を対米外交の交渉手段として使ってきただけに、これまで国防委員会次元で金正日委員長が直接関わった可能性が大きい。韓国政府当局者は、「北朝鮮は核を命綱のように考え格別に管理してきたとみられる。実務者1人に任せるより金正日自身が直接管理しただろう」と話した。このため将来北朝鮮の権力継承過程でも核統制権は重大懸案になる見通しだ。
北朝鮮は核を対米外交の交渉手段として使ってきただけに、これまで国防委員会次元で金正日委員長が直接関わった可能性が大きい。韓国政府当局者は、「北朝鮮は核を命綱のように考え格別に管理してきたとみられる。実務者1人に任せるより金正日自身が直接管理しただろう」と話した。このため将来北朝鮮の権力継承過程でも核統制権は重大懸案になる見通しだ。
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