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<サッカー>韓国代表監督、巡り巡ってAGAINヒディンク?

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

フース・ヒディンク監督(左)とセノル・ギネシュ・トラブゾンスポル監督。

フース・ヒディンク監督(65)がもう一度、韓国サッカーファンの注目を浴びている。ヒディンク監督が韓国代表チームを引き受けてくれることを期待するファンは少なくない。もちろん簡単なことではない。

大韓サッカー協会の皇甫官(ファンボ・グァン)技術委員長は13日、坡州(パジュ)国家代表チームトレーニングセンター(NFC)で、アン・イクス釜山(プサン)監督をはじめとする新任技術委員7人と代表チーム監督選任のための会議を開いた。

皇甫委員長は「代表チームを指揮した経験が豊富で、短期間に戦力を極大化できる人、また代表チームを掌握でき、韓国の情緒を理解している監督を選任する」とし「国内外の監督を候補群に挙げて考えるが、基本的に外国人監督を選定すべきだという声が多かった」と述べた。


技術委が提示した条件を考えると、ヒディンク監督も有力候補だ。1998年フランスワールドカップ(W杯)でオランダを4強入りさせたヒディンク監督は、02年韓日W杯でも韓国を4強に導いた。その後、オーストラリア、ロシア、トルコ代表チームを指揮した。09年にはイングランドでチェルシーの臨時監督を務め、3カ月でFAカップ優勝をつかんだ。ヒディンク監督の能力と韓国に対する理解に疑いの余地はない。

昨年6月には韓国代表チームの名誉監督も引き受けた。しかも先月16日にトルコ代表チームの指揮棒を置いた後、現在、どこにも所属していない。チェルシーやアンジ(ロシア)と接触したが、契約はしなかった。

ヒディンク監督が韓国行きを望んでも、いくつかの障害がある。最も大きな問題は天文学的な年俸だ。ヒディンク監督はロシアで年俸800万ドル(約92億ウォン)を受けた。トルコでは375万ポンド(約67億ウォン)だった。ロシアは2010南アフリカW杯本大会に出場できず、トルコはユーロ2012本大会を逃した。これはヒディンク監督の年俸ダウンにつながったが、少なくとも年俸30億ウォンを出してこそ韓国に呼べる見込みだ。

07-09年にFCソウルを率いたセノル・ギネシュ・トラブゾンスポル(トルコ)監督も候補だ。韓日W杯でトルコを4強に進出させたギネシュ監督は、朴主永(パク・ジュヨン、アーセナル)、奇誠庸(キ・ソンヨン、セルティック)、李青竜(イ・チョンヨン、ボルトン)らをFCソウルで指導した。現在の韓国代表選手を最もよく知っている外国人指導者だ。

現職クラブチーム監督を連れてくるのは容易でないが、本人が希望すれば可能だ。ギネシュ監督は韓国にいた当時、公式的に韓国代表チーム監督に関心を見せていた。トラブゾンスポルは欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ16強に進出できなかった。サッカー協会の提案を受けた場合、大きな目標(2014年ブラジルW杯)を選択する可能性もある。



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