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世界1位の韓国製品、50個に減少…未来が不安(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

黄昌圭(ファン・チャンギュ)知識経済R&D戦略企画団長

昨年、スター最高経営責任者(CEO)出身者として知識経済部の研究開発(R&D)戦略を総括することになった黄昌圭(ファン・チャンギュ)知識経済R&D戦略企画団長は「もう一度リスクテイクをする時」と述べた。 潜在成長率は低下するが、半導体・自動車・造船など‘輸出1兆ドル’を築いた成長動力を継ぐ次世代産業が見えてこないという危機感からだ。

黄団長は最近、未来産業育成戦略を盛り込んだ「産業・技術ビジョン2020」を出した。 「ファーストフォロワー(速い追従者)」から「ファーストムーバー(市場先導者)」に転換しようというのが骨子だ。 黄団長は「そのためにはリスクテイクをしなければならないが、まだ国のシステムと制度は追従者時代を抜け出せずにいる」と指摘した。

以下は一問一答。


--「ビジョン2020」を出した。 韓国が得意なことから出発しようという点と、「融合」と「強小企業育成」が必要だというメッセージとして要約できそうだが。

「大韓民国がいま得意とする産業を20年後にも得意としているかどうかについて考えた。 答えは‘そうではない’だった。 融合を通した‘クォンタムジャンプ(大躍進)’をしなければいけない。 造船産業がよい例だ。 中国の激しい挑戦があったが、韓国の造船産業は高付加価値船舶で1位を奪還した。 深海資源探査はノルウェー、船舶を低コストで建造するのは中国、プラントは米国が競争力を持つ。 しかしこの3つを融合して造船産業の付加価値を高めたのが韓国だ」

--企業が未来の産業を探すのとどう違うのか。

「新成長動力関連会議に行ってみると、多くの出席者が先進国がすることをしようという傾向がある。 もちろん他国と同じようにするのはリスクが低く、批判を受ける部分も少ない。 しかしそれでは絶対にトップに立てない。 各部処で底から上がってくるR&D課題を一つにまとめる国家的な‘総合計画’がないのも問題だ。 部処内も同じだが、部処間の調整がうまくいっていない。 韓国の国内総生産(GDP)に対するR&D投入資金比率は世界4位だ。 しかし実際の成果と経済的効果はこれに劣るのも、こうした影響があるとみている」

--国と企業の意思決定過程は異なるのでは。

「最近の先進国の動きを見ると、過去とは違う。 速くて積極的だ。 技術で主導権を握るために力を総動員する。 技術のリーダーシップがなければ、国も生存するのは難しいということをよく知っているからだ。 特に米国の学際間研究育成、ベンチャー企業と失敗に対する社会的容認、人材に対する配慮を見ると、絶対に技術強国としての競争力を逃さないという国家レベルの戦略がそのまま表れている。 韓国もプロセスを少し単純に、決定もより迅速にする必要がある」



世界1位の韓国製品、50個に減少…未来が不安(2)

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