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ブレア前英首相「韓国は学ぶことが本当に多い国」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

トニー・ブレア前英国首相(写真左)とエチオピアのメレス・ゼナウィ首相

経済協力開発機構(OECD)と韓国政府が共同主催する釜山(プサン)世界開発援助総会が29日、160カ国あまりの政府と国際機関、関連団体代表3000人余りが参加する中、釜山展示コンベンションセンター(BEXCO)で全体会議を開き3日間の公式日程を始めた。「援助から開発へ(From Aid to Development)」というモットーが示すように、今回の会議の議題は低開発国の開発戦略策定だ。しかし援助を与える先進国と援助を受ける低開発国の立場には多少の違いがある。先進国は援助を受ける国の腐敗清算と政府の能力強化を、低開発国は単純支援でなく先進国市場への接近など根本的処方を強調する。公式日程の初日、双方の代表格となるトニー・ブレア前英国首相とエチオピアのメレス・ゼナウィ首相に会った。

「与える国」英国ブレア前首相

「韓国は低開発国のロールモデル…習うべきものが本当に多い国」



「アフリカガバナンスイニシアチブ」。ブレア前英首相が退任後主導しているアフリカのリーダーシップ構築プログラムだ。ブレア前首相は記者会見で、「貧しい国民を持つ“金持ち国”であるアフリカ各国政府の力量強化が援助の目標にならなければならない。アフリカのロールモデルはまさに韓国だ」と話した。以下は一問一答。

――アフリカの貧困国自立に最も大きな障害は。

「透明で信頼できる政府がまだなく、統治力が不足している点だ。資源大国だが国民が貧しい理由だ」

――韓国の役割は。

「援助を受けた国から与える国になった韓国は効率的な援助の成功事例だ。低開発国に教えることが本当に多い国だ。どのように成功的な国を作ったのか彼らは学びたがる。韓国のより大きな役割を期待する」

――最近の経済危機の影響はないか。

「難しい。予算圧迫が激しい。だから1ドルを使うにも効率的に使わなければならない」

――国民に対外援助を説得する論理は。

「援助はわれわれの未来のための長期投資だ。低開発国が自立すればわれわれの重要なパートナーになり、失敗すれば危険な存在となる」

――中国のアフリカ援助に批判もあるが。

「中国が今年1年でアフリカのインフラ構築に注ぎ込んだ金額は世界銀行が行ったものより多い。中国はアフリカで巨大な存在になった。経済発展は政治発展とともにしなければならない。(独裁政府を支援しているという非難を受ける)中国とこの問題をめぐって討論もしなければならないが協力もしなければならない」



ブレア前英首相「韓国は学ぶことが本当に多い国」(2)

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