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韓国の綱渡りとテッキョンがユネスコの無形文化遺産に登録

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ユネスコ無形文化遺産になった綱渡り。男寺党バウドギ風物チームが綱渡りの公演をしている。簡単なものから始め徐々に難度を高めながら40種類を超える技を見せる。

綱渡りとテッキョンがユネスコの無形文化遺産に登録された。これで韓国は宗廟(チョンミョ)祭礼と宗廟祭礼楽、パンソリ、江陵(カンヌン)端午祭、カンガンスルレ、男寺党ノリ、霊山斉(ヨンサンジェ)、済州(チェジュ)チルモリ堂燃燈クッ、処容舞(チョヨンム)、歌曲、大木匠(テモクジャン)、鷹狩りに続き13件の無形文化遺産を保有することになる。

綱渡りは音楽と対話がある総合芸術だ。他の国の綱渡りのほとんどが綱渡りの才能にだけ重点を置いているのとは対照的だ。綱乗りは多様な綱渡りの技術と機知にとんだ話、歌、踊りを見せ、地上の芸人は綱乗りと冗談をやり取りし、楽士は音楽を演奏する。重要無形文化財第58号(保有者キム・テギュン)。京畿道果川市(キョンギド・クァチョンシ)に綱渡り保存会がある。

テッキョンは踊りのようにふらふらと揺れる動作で相手を足で蹴ったり打ち倒す韓国の伝統武芸だ。動作はやわらかく見えるが爆発的な力を発揮する。テッキョンは配慮を教える種目だ。真のテッキョン名人は相手に害を及ぼさないで制圧する技術を持っているからだ。テッキョンは季節的な農業関連伝統のひとつで、共同体の結束を強化し大衆の健康を向上させる役割をしてきた。重要無形文化財第76号(保有者チョン・ギョンファ)だ。韓国伝統テッキョン協会を中心に50人余りの公式履修者がテッキョンを守っている。


無形文化遺産は無形文化遺産保護のためにユネスコが導入し、2001年から登録がはじまった。今年の会議ではモンゴル伝統民謡と中国赫哲族の伝統話芸の伊瑪堪など9種類が消滅危機にさらされた「緊急保護無形文化遺産」に分類された。



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