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金正日父子、“延坪島砲撃”の4軍団を視察…部隊を激励

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮軍最高司令官である金正日(キム・ジョンイル)総書記と彼の後継者である金正恩(キム・ジョンウン)が、延坪島(ヨンピョンド)砲撃を行った4軍団司令部を訪問したと官営朝鮮中央放送が25日、報道した。

同放送はこのなかで、金正日父子が4軍団の単隊号(部隊を数字などで呼ぶ呼称)である233大連合部隊を視察した際、金正日が「指揮官ら一人一人の手を取りながら、戦闘動員態勢を万全にしつつ社会主義祖国の西海(ソヘ)海岸を鉄壁で守るように」と指示していたことを伝えた。

同放送は「敵方が西海5島しょ地域とその周辺の海域で大規模な反共和国戦争演習騷動を起こ巣に至ったとする朝鮮人民軍最高司令部報道を聞き、軍部隊の将兵らの胸は決死の意志にあふれていた」とし、今回の2人の視察が昨年11月23日の延坪島砲撃挑発1周年に合わせて行われたことを明らかにした。


金正日は境界勤務の遂行状況や来年の戦闘政治訓練の準備実態を確認し、部隊の準備状態について満足感を示し、部隊員らと写真撮影を行ったと同放送は伝えた。

このなかで「大連合部隊の司令官をはじめ、指揮官らが迎えに出た」と報道したものの、この司令官の名前は明らかにしなかった。

延坪島挑発の際、4軍団長だった金格植 (キム・ギョクシク)大将 は、最近、他の地域の行事に登場しており、更迭説が広まっている。

金正日の今回の視察には、李英浩(イ・ヨンホ)軍総参謀長、 張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長、 キム・ギョンオク党中央委員会第1副部長のほか、金元弘(キム・ウォンホン)、 朴載慶(パク・ジェギョン)、玄哲海(ヒョン・チョルへ)大将らが随行した。



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