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<野球>先輩が李大浩に語る「日本舞台ロングラン法」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

李大浩(イ・デホ、左)と李炳圭(イ・ビョンギュ)。

2011年の李大浩(イ・デホ)は2006年の李炳圭(イ・ビョンギュ)と似た部分が多い。

1997年に新人王に選ばれるなど華麗にデビューした李炳圭は、05年まで4度も最多安打1位となり‘安打製造機’と呼ばれた。FA資格を得た李炳圭は07年から3年間、日本の中日ドラゴンズでプレーした。李大浩もこの2年間で打撃‘10冠王’になり、所属チームとの初のFA契約ではなく日本舞台を選択した。

その李炳圭が李大浩にメッセージを送った。「日本でロングランする方法」だ。李炳圭は同じプロ選手として下手な技術的助言や成績の予想などは控えた。


李炳圭は「李大浩は大きな体だが、スイングフォームが柔らかく、コンタクト能力も韓国最高だ。打撃10冠王、3割5分台の打率は誰でも出せる成績でない」と話した。

◇傭兵は傭兵、日本語を習え

精神的な面で話しておきたいことが多いようだ。李炳圭は「李大浩は常に‘傭兵’ということを忘れてはいけない」と語った。傭兵の第一の役割は成績だ。

李炳圭は「国内で外国人選手を眺める視線を考えればいい。成績を残せなければすぐにお払い箱となる。大金を出して連れてきた選手なので、周囲の目つきが違う」と話した。

誇り高い選手であるほど、こうした視線に耐えるのが難しい。李大浩は常に最高だった。違うリーグに適応する過程で思い通りの成績が出ない可能性がある。

李炳圭は「そういう時にぶつかる障壁をうまく乗り越えなければいけない。海外で活躍するスター選手として、当然、韓国の雰囲気も気になる。精神力が強い後輩なので乗り越えられると思う」と述べた。

日本も人が住むところだ。ダグアウトの雰囲気は韓国とそれほど変わらない。しかし外国人、その中でも韓国人の傭兵は最初から遠慮なく過ごしにくいのが現実だ。そういう時であるほど自分から先に近づいていかなければならない。通訳に頼ってばかりではいけない。

李炳圭は「球団が通訳を付けてくれるが、すべての言葉にはニュアンスというものがある。自分が相手の目を見て聞くのと、他人を通して説明を聞くのとは全く違う」とし「通訳だけに頼っていれば、一人では食堂にも行けない状況が発生する」と話した。

李炳圭は日本進出前後、日本語の勉強に力を注いだという。李炳圭は「韓国にいる時は日本語の個人レッスンを受けた。日本でも通訳と絶えず現地語で話そうと努力した。読み書きは仕方がなくても、コミュニケーションは慣れなければいけない。そうしてこそロングランする」と強調した。

李炳圭は「孤独を感じるだろうが、そうであるほど明日はさらに強くなる。今日は泣かず、将来を考えながら強くなってほしい」という言葉を残した。



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