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韓国の脳梗塞治療は“世界最高レベル”

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国の脳梗塞・子宮頸部がんの診療が世界最高レベルであることが調査で分かった。

経済協力開発機構(OECD)が28加盟国の診療レベル(09年基準)を比較した結果、韓国は虚血性脳卒中(脳梗塞)診療で1位だった。脳梗塞は脳血管が詰まって血行が阻害される急性疾患。OECDは患者が入院後30日以内に死亡した比率を比較、韓国は1.8%で最も低かった。28カ国の平均は5.2%だった。脳血管が破裂する出血性脳卒中はフィンランド・日本に続く3位だった。

韓国はがん治療で高い点数を受けた。5年生存率(診断後5年以上生きる比率)を比較したところ、子宮がんはノルウェーに次ぐ2位、大腸がんは5位となった。子宮がんは生存率が76.8%で、OECD平均(66.3%)を大きく上回った。乳がんは82.2%で13位に入ったが、OECD平均(83.5%)をやや下回った。


健康保険審査評価院のキム・ソンミン評価委員は「脳卒中は発生率が高く、患者がよく認知していて、初期対応が早いようだ」と分析した。

子宮・大腸がんは早期検診率がOECD平均より高く、全国民医療保険制度があるうえ、長時間の待機なく診療が行われるという点で、生存率が高かった。

一方、脳卒中と同じように初期対応が重要な急性心筋梗塞(23位)で入院し、30日以内に死亡する比率は6.3%で、OECD平均5.4%より高かった。金委員は「脳卒中に比べて急性心筋梗塞は患者が少なく、病院の救急室に来てもよく分からないケースが多い」と話した。

慢性疾患の治療は点数がよくなかった。血糖調節がされず入院する患者の比率が3番目に高かった。江南(カンナム)セブランス病院のアン・チョルウ教授(内分泌内科)は「入院をよくするというのは合併症が多いという意味だが、先進国に比べて生活体育施設が不足しているため」と説明した。喘息・慢性閉鎖性肺疾患などの慢性疾患も適切に管理されず、下位圏にとどまった。



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