李明博（イ・ミョンバク）大統領は２１日、フィリピンを国賓訪問中にアキノ大統領と首脳会談を行い、２年間で５億ドルを支援するなど、フィリピンの経済開発計画を支援することに合意した。

韓国の東亜日報によると、両国はマニラのマラカニアン宮殿で行われた首脳会談直後に５つの協定文に署名した。５大事業は、△フィリピンの農業開発のための無償援助、△２０１３年まで最大５億ドルの借款提供、△フィリピン南部の農産業複合団地建設のため有・無償の１１９億ウォンを支援、△韓国電力と韓進（ハンジン）重工業のスービック石炭火力発電所建設の参加、△ハラウ川多目的ダムの建設協力だ。

一方、フィリピンに提供される借款５億ドルの大半はスービック発電所とハラウ川ダムなどのインフラ建設に使われ、韓国企業は同事業の開発者として参加することになる模様だ。