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オバマ大統領が北朝鮮に警告「核拡散時には責任を問う」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
オーストラリアを訪問中のオバマ米大統領は17日、北朝鮮の核拡散に強力に対応すると明らかにした。オバマ大統領はオーストラリア議会での演説で、「北朝鮮が他の国や非国家団体に核物質を移転するのは米国と友邦に対する深刻な脅威と見なされるもの。そのような行動の結果に対し北朝鮮が全面的に責任を負うことになる」と警告した。

特に北朝鮮の核拡散行動に対し、「強力に(firmly)対応する」と強調した。オバマ大統領はまた、連邦財政赤字にともなう国防予算削減がなされてもアジア・太平洋地域での米国の軍事的影響力は減少させないとし、米国は太平洋地域の強大国として残ると約束した。オバマ大統領はイラクなどでの戦争が終わることにより軍事的最優先順位をアジア太平洋地域に置くよう国家安保チームに指示したとも話した。

◆シリアに向かう北の船舶から防護服押収=ギリシャ当局が2009年9月にシリア行と推定される北朝鮮船舶から化学兵器防護服約1万4000着を押収したと複数の外交官が16日に伝えた。ギリシャはしかしこれを1年8カ月を過ぎて国連安全保障理事会に報告したことが明らかになった。ギリシャがこの事実を報告した当時、国連安保理は北朝鮮の核開発にともなう制裁がしっかりと行われているかを議論するところだった。ある外交官は、「北朝鮮船舶はシリアのラタキアへ向かうと推定された」としつつもギリシャが報告した内容ではシリアが明示されていなかったと説明した。

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