韓国人女性１０人に７人は、平均寿命が高まる中、高齢の夫を世話する負担のため夫婦間に葛藤が生じることを懸念していることが調査で分かった。 韓国保健社会研究院が大統領所属社会統合委員会と共同で「少子高齢化社会の葛藤」について国民の認識を調べたところ、このような結果が出たと１６日、明らかにした。

調査の結果、「平均寿命が高まれば女性が夫の世話をする時間が増え、老夫婦間の葛藤が生じる」という項目に、女性の７１.８％が同意した。 男性は６６．４％が賛成した。

年齢別には２０－３０歳代の若年層の同意が７１．３％で、中高年層（４０－６５歳、７０．１％）や高齢者層（６５歳以上、６０．７％）より高かった。 高齢者層であるほど伝統的な価値観が強く、女性が男性の世話をするのに抵抗感が少ないためと、保健社会研究院は分析した。