「韓日中3カ国はこの100年間西欧の後ばかり見て走ってきた。いまや3カ国がアジアの伝統文化と思想を西欧式情報技術(IT)・生命工学(BT)とうまく結合すれば新しい文明の発信者に十分になれる」。
李御寧(イ・オリョン)元文化部長官(現中央日報顧問)は16日、北京の韓国文化院で韓中両国の大学生らを相手に講演した。テーマは「文明の軸はアジアに移動するのか」だった。李元長官は「じゃんけんで解く韓日中」という講演の副テーマが示すように北東アジアを代表する3カ国が同じでありながら異なる文化を基盤にして21世紀に大きな役割をしなければなければならないと注文した。
李元長官は西洋のコイン投げと東洋のじゃんけんを例に挙げ、東洋と西洋の文化の違いを比較した。それによると、西洋は勝ち負けの結果だけ出されるが、東洋は1等はなく回り回って循環・生成・感応が可能だということだ。彼は、「モンゴルの侵略と壬辰倭乱(文禄慶長の役)を見れば、韓半島が自らの役割をする時に大陸と海洋が互いにむやみにできなかったように中国と日本の間で韓国がはさみ(中間子)役をしっかりしなければならない」と力説した。
3個の玉子で目玉焼きを作る過程を例に挙げながら韓日中3カ国の望ましい共生の姿を比喩した内容で聴衆の大きな共感を得た。3個の白身がひとつに固まり海のように互いにつながった下絵の上に3個の黄色い島のように本来の姿を維持しながら3カ国が共存する姿を興味深く描き出した。
李元長官は「21世紀にはいくら大きな国でも共存せずに1人で生きることはできない」と強調し、「キリスト教文化という共通分母を持つEU(欧州連合)のように韓日中3カ国は言葉は違っても共通の文化があるため米国やEUのようにひとつのブロック国家を作れる」と力説した。
彼は「IT・BTもエネルギーテクノロジー(ET)がなければ動くことはできない。韓日中がスマートグリッド(知能型電力網)を通じ“電力ET網”を作れば互いの必要性のためにも戦争なく共存と平和が可能になるだろう」と自信を持った。
李元長官は前日に北京大学で開かれた文化フォーラムに参加した。
李御寧(イ・オリョン)元文化部長官(現中央日報顧問)は16日、北京の韓国文化院で韓中両国の大学生らを相手に講演した。テーマは「文明の軸はアジアに移動するのか」だった。李元長官は「じゃんけんで解く韓日中」という講演の副テーマが示すように北東アジアを代表する3カ国が同じでありながら異なる文化を基盤にして21世紀に大きな役割をしなければなければならないと注文した。
李元長官は西洋のコイン投げと東洋のじゃんけんを例に挙げ、東洋と西洋の文化の違いを比較した。それによると、西洋は勝ち負けの結果だけ出されるが、東洋は1等はなく回り回って循環・生成・感応が可能だということだ。彼は、「モンゴルの侵略と壬辰倭乱(文禄慶長の役)を見れば、韓半島が自らの役割をする時に大陸と海洋が互いにむやみにできなかったように中国と日本の間で韓国がはさみ(中間子)役をしっかりしなければならない」と力説した。
3個の玉子で目玉焼きを作る過程を例に挙げながら韓日中3カ国の望ましい共生の姿を比喩した内容で聴衆の大きな共感を得た。3個の白身がひとつに固まり海のように互いにつながった下絵の上に3個の黄色い島のように本来の姿を維持しながら3カ国が共存する姿を興味深く描き出した。
李元長官は「21世紀にはいくら大きな国でも共存せずに1人で生きることはできない」と強調し、「キリスト教文化という共通分母を持つEU(欧州連合)のように韓日中3カ国は言葉は違っても共通の文化があるため米国やEUのようにひとつのブロック国家を作れる」と力説した。
彼は「IT・BTもエネルギーテクノロジー(ET)がなければ動くことはできない。韓日中がスマートグリッド(知能型電力網)を通じ“電力ET網”を作れば互いの必要性のためにも戦争なく共存と平和が可能になるだろう」と自信を持った。
李元長官は前日に北京大学で開かれた文化フォーラムに参加した。
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