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<サッカー>韓国代表、最終予選に行けるか心配、行っても心配(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

左から趙広来、ボンフレール、コエリョ。

昨年7月にサッカー国家代表チームの指揮棒を握った趙広来(チョ・グァンレ)監督(57)は「2014年ブラジルワールドカップ(W杯)8強が目標」と語った。「残りのサッカー人生をかける」と意気込みも見せた。16カ月が過ぎた今、韓国サッカーはワールドカップ8強どころか、アジア最終予選進出を心配しなければならない立場になった。

韓国は15日(日本時間)、アジア3次予選B組第5戦のアウェー戦で、レバノンに1-2で敗れた。レバノンと同じ3勝1敗1分け(勝ち点10)をマークしたが、得失点差(韓国+8、レバノン-2)で上回り、組1位は守った。

しかし来年2月29日にホームで行われるクウェート(2勝1敗2分け、勝ち点8)戦で敗れ、レバノンがアラブ首長国連邦(UAE)と引き分け以上なら、韓国は最終予選に進めない。韓国が敗れても、レバノンもUAEに負ければ、最終予選に進出できる。2002年の記憶が鮮明に残っているサッカーファンにとって、こうした現実を見るのは苦痛だ。


◇「外国人指導者ならすでに解任」=趙広来監督が就任して以来、韓国サッカー代表は12勝3敗6分け。勝率は悪くない。問題は内容だ。競技力が後退している。

韓国は1月のアジアカップ準決勝で日本と2-2で引き分けた後、PK戦で敗退した。残念な結果だったが、速いテンポの攻撃サッカーはブラジルW杯に向けて期待感を高めた。しかし6月に行われたガーナ戦(2-1で韓国勝利)を最後に下り坂をたどった。8月10日、韓国は札幌で、日本にもてあそばれながら0-3で敗れた。内容、結果ともに屈辱的だった。

9月2日にレバノンに6-0で勝ち、雰囲気が変わるかと思われたが、4日後、クウェートと拙戦の末1-1で引き分けた。15日に行われたレバノン戦は最悪だった。この競技力なら日本・イラン・豪州・サウジアラビアなどを抑えて本大会に進出するのは難しいと思わせるほどの内容だった。

匿名を求めたある解説委員は「8月の日本戦もそうだが、外国人指導者ならすでに解任されている競技力」と語った。03年2月に就任したウンベルト・コエリョ監督(ポルトガル)はベトナム(0-1負け)とオマーン(1-3負け)に敗れた後、モルジブ(0-0)と引き分けて辞任した。

コエリョ監督の後のボンフレール監督(オランダ)は06年ドイツW杯に進出したが、最終予選でサウジアラビアに敗れ、東アジア選手権大会でも日本に負けるなど信頼を得られず更迭された。



<サッカー>韓国代表、最終予選に行けるか心配、行っても心配(2)

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