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北朝鮮軍部“強硬派”が更迭?…南北関係に変化あるか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

金格植(キム・ギョクシク)人民軍4軍団長。

北朝鮮軍部の強硬派で韓国海軍の哨戒艦爆沈事件などを主導したとされる金格植(キム・ギョクシク)人民軍4軍団長が交替させられたことがわかった。韓国政府消息筋は16日、「金格植が9月9日の北朝鮮政権樹立記念日の閲兵式の際に、主席壇の席配置で軍団長が集まる席におらず違う場所に座った姿がとらえられた。その時から交替の可能性に注目してきた」と話した。同消息筋は、「最近海州(ヘジュ)4軍団司令部で新任軍団長就任式とみられる行事が開かれ外国製高級乗用車が目撃された。交替に少し重点を置いている」と話した。

2009年初めに人民軍総参謀長を務め、西海(ソヘ、黄海)・黄海道(ファンヘド)の責任を持つ4軍団長に任命された金格植は、金英哲(キム・ヨンチョル)人民武力部偵察総局長とともに昨年の哨戒艦爆沈と延坪島(ヨンピョンド)砲撃、2009年11月の大青(テチョン)海戦など対南挑発の責任者に選ばれてきた。

政府当局者は、「金格植が交替させられたのか、後任者が誰なのかなどに対し確定できる段階ではない」と話した。情報関係者らの間には金格植が人民武力部副部長や副総参謀長に異動したという話もある。ある消息筋は「金格植が2009年に総参謀長を務め4軍団長になった時に降格されたという話もあったが結局金正日(キム・ジョンイル)総書記の信任の下、西海北方境界線(NLL)武力化任務を遂行しに来たことで判断できないか。人民武力部部長や副総参謀長も金総書記からある種の任務を与えられて務めることもあり得る」と話した。


政府は9月から金格植の交替の可能性を追跡してきた。交替が対南姿勢変化の指標になり得るためだ。政府関係者は、「これまで南北対話進展の条件で哨戒艦・延坪島挑発に対する北朝鮮側の謝罪と責任者の処罰、再発防止の約束を要求しており、金格植の交替は責任者の処罰の要求に応じるメッセージでもある。しかし現段階ではこれを判断する根拠は多くない」と話した。



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