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ゲルマニウムアサリで特許獲得、日本に輸出も

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

忠清南道泰安郡波涛里(チュンチョンナムド・テアングン・パドリ)の漁村住民200人ほどを乗せた運耕うん機70台余りが列をつくって干潟へ向かっている。

忠清南道泰安郡波涛里(チュンチョンナムド・テアングン・パドリ)の漁村。静かな朝に耕うん機のエンジンの音が響く。 村住民200人ほどを乗せた運耕うん機70台余りが14日、列をつくって干潟へ向かう。

鍬や袋を持った住民のキム・スンジャさん(59)は、どこへ行くのかという質問に「お金を掘りに行く」と言って笑った。 引き潮に合せててアサリ狩りに行くのだ。 現在1キロ当たりの産地価格は2200ウォン(約150円)。アサリ130個ほどが1キロで、1個が約17ウォン。干潟でお金を掘るということだ。

波涛里の漁村係は軍の支援を受け、07年に養殖場20ヘクタールにゲルマニウム砂をまいた後、アサリの成貝を入れ、ゲルマニウムが含まれたアサリの生産に成功した。 1ヘクタール当たり6トンのゲルマニウム砂をまき、30日後にアサリを分析した結果、最高24マイクログラム/キロが含まれていることが分かった。 一般のアサリに比べて平均4倍以上。


漁村係はこの養殖方法で07年11月に国内で特許を取得した後、08年には日本に特許出願し、3年後の9月30日付で承認を受けた。 ‘名品アサリ’になったのだ。ゲルマニウムは人体内で酸素触媒の役割および体内重金属排出などの効果があると知られている。 ゲルマニウムアサリは一般のアサリより肉質が良いという評価だ。

チェ・チャンヨル漁村系長(41)は「これまでゲルマニウムアサリを年間1200トン採取し、半分ほどを日本に輸出した。 特許獲得で輸出量も増え、良い価格で売れるだろう」と期待を表した。



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