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<野球>オリックス、李大浩獲得にオールイン…岡田監督の訪韓説も

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
日本プロ野球オリックスがフリーエージェント(FA)選手になった李大浩(イ・デホ、29)獲得に向けて積極的に動いている。

日本のデイリースポーツは11日、「岡田彰布オリックス監督が李大浩を獲得するため20日に韓国を訪問する計画」と報じた。 20日は李大浩が元所属球団ロッテとの優先交渉期間(9-19日)が終わった翌日。 ロッテが引き止められなければ、オリックスが李大浩と契約するという強い意思表明だ。

09年末に金泰均(キム・テギュン)獲得のために千葉ロッテの瀬戸山隆三球団社長が韓国に来たことはあるが、監督が動いたことは一度もなかった。 岡田監督の訪韓が実現するかどうかに関係なく、李大浩に向けたオリックスの熱望がどれほど大きいかが十分に分かる。


オリックスは数カ月前から李大浩獲得計画を立てた。 シーズンが終わると、日本メディアは「オリックスが李大浩を2年・最大5億円(約73億ウォン)でスカウトしようとしている」と報じた。 李大浩の友人でありライバルの金泰均が2年前、千葉ロッテとした契約(3年・最大7億円)に匹敵するレベルだ。

9日のオリックスは日本野球機構(NPB)を通して、韓国野球委員会(KBO)に李大浩に対する身分照会を要請した。 優先交渉期間中に異例にも身分照会要請が入り、ロッテは慌てている。 ロッテは「李大浩に歴代FA最高待遇(従来の最高待遇は05年のサムスンの沈正洙獲得で、4年・最大60億ウォン)をする」と述べたが、オリックスとのマネーゲームには自信がない表情だ。

オリックスが李大浩を求める理由は2つある。 今年オリックスは勝率0.0001差でパリーグ4位に終わった。 投手力は安定していたが、打線が弱く、ポストシーズン進出を逃した。オリックスの主軸打者のT-岡田と坂口智隆、後藤光尊は左打ち。 さらに6番打者だった李承ヨプ(イ・スンヨプ)も契約期間を1年残して韓国へ戻った。 オリックスは変化球への対応能力が優れた右の大砲・李大浩が4番打者に入ることを期待している。

また李大浩を通したマーケティング収益もオリックスが期待する効果だ。 今年初めオリックスは朴賛浩(220万ドル、約25億ウォン)と李承ヨプ(イ・スンヨプ、1億5000万円、約22億ウォン)を同時に獲得した。 国内テレビ中継権の販売や国内企業のスポンサー契約などで2人の年俸以上の収益を得たという。 「韓流マーケティング」の味を知ったオリックスは来年、李大浩を通して韓国市場進出に拍車を加えると予想される。



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