「長期的に韓国サッカーが世界ランキング１０位に入るようにしたい」。

大韓サッカー協会（ＫＦＡ）の技術委員長に就任した皇甫官（ファンボ・グァン）氏が１０日、ソウル新門路（シンムンロ）サッカー会館で記者会見を行った。

皇甫委員長はあらかじめ準備してきた演説文を読みながら ▽サッカー界の疎通断絶の解消▽ユースサッカーの強化▽スポーツ科学とサッカーの接続▽行政家を育てる教育システムの構築－－の４つの重点課題を挙げた。 皇甫委員長は演説文の最後に「長期的に韓国サッカーが世界ランキング１０位に入るようにする」という目標を明らかにした。


皇甫委員長は「韓国サッカー全体の技術を向上させるために努力する」と強調した。 パラダイムの変化だった。 皇甫委員長は「技術が強調されるのが今の世界的な流れ。 これまで技術委員会の機能を見ると、代表チーム以外の部分は等閑視されてきた。 今からでも今後の１００年を考えながら準備する必要がある」とし「幼少年育成のために８対８サッカーリーグの定着など具体的な計画も実行する計画だ」と述べた。

１９９０年ワールドカップ（Ｗ杯）で‘キャノンシューター’として名声を築いた皇甫技術委員長は、１９８８年から１９９２年まで国家代表選手として活躍した。 １９９８年に現役を引退した後、００年から日本の大分で指導者、行政家として経歴を積んだ。 ２０１１年にＦＣソウルの監督に就任し、４月に辞任した後、ＫＦＡ技術教育局長として活動してきた。