中央メディアネットワークの宋弼鎬副会長(左)と朝日放送の脇阪聰史社長が10日、大阪のABC本社で相互協力覚書に署名後握手している。
朝日放送は今年で創立60年を迎える関西地域最大の民放局で、大阪・京都・奈良・兵庫・和歌山・滋賀など近畿地方全域と四国の一部地域を総括している。この地域内では圧倒的な視聴率を誇る。
両社は今回の相互協約を通じてニュース映像素材の相互交換、番組・フォーマット・コンテンツの相互販売、ドラマ・ドキュメンタリーの共同製作、共同イベント開催、人的交流などを通して密接な協力システムを構築することに合意した。
JTBCは昨年末にテレビ朝日と130億ウォンの出資および相互業務協約を結んだのに続きテレビ朝日系列全国ネットワークのANNの中核放送局の朝日放送と手を組むことにより政治・経済の中心地の東京をはじめとする関東地方、在日同胞が多く居住し優良中小企業が集まる関西地方を合わせた放送協力システムを確保することになった。
この日の協約締結で宋副会長は、「韓国ではJTBCの12月1日開局を控え期待が高まっている。伝統と名声を誇る朝日放送と幅広く協力していきたい」と話した。朝日放送の脇坂社長は、「韓国の総合編成チャンネルのスタートに大きな期待を持っている」としてJTBCの開局準備に大きな関心を見せた。
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