白嗟承（ペク・チャスン、３１）の日本プロ野球進出の夢が現実に近づいている。

日本のデイリースポーツは８日、オリックスの岡田彰布監督の言葉を借りて「白嗟承が朴賛浩（パク・チャンホ）より上」と伝えた。

岡田監督は７日、オリックスの秋季・高知キャンプでテストを受けている白嗟承について「期待以上。戦力になる」と評価した。白嗟承はこの日、岡田監督が見守る前でブルペン投球をした。


デイリースポーツによると、直球と変化球が低く制球されたという。岡田監督は「コントロールがいい。リリースがばらつかず、ほとんどストライクゾーンに投げる。捕手が朴賛浩よりボールが重いと話していた」と称賛した。

メジャー１６勝の白嗟承は０９年、ひじのけがでサンディエゴから放出された。その後はリハビリに専念し、今回、日本進出を試みた。白嗟承は１４日までテストを受ける予定。