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「次の韓流はロボット演劇」 イタリアに進出した韓国技術

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

「ドロシーの冒険」公演後、ロボット俳優と記念撮影をするイタリアの子どもたち。 (写真=ロボットエバー提供)

韓国で開発されたロボット演劇がイタリアに進出した。 国内ロボット会社ロボットエバー(株)のロボット演劇団「ロボラマ」がその主人公だ。 9月に伊ペッチョリで3回公演したのに続き、今年末まで科学舘や展示会で50回以上の公演が予定されている。 来年からはイタリア全国を回りながら公演する計画だ。

ペッチョリでの公演は高い評価を受けた。 公演は約40分間行われた。 演劇の前にロボットがドラムを演奏する。 演劇後には子犬ロボット3-4台が登場し、音楽に合わせて踊りながら公演を締めくくる。

ロボット演劇はロボット俳優4台と人間の俳優1人が一緒に行う。 ロボットは身長30-50センチで、言葉も話し、ダンスもする。


ストーリーは「オズの魔法使い」を脚色して制作した。 演劇の題は「ドロシーの冒険」。 シナリオは地球が致命的な環境災害で荒廃化した状況を背景に展開される。 人々はロボットの友人を残したまま月に避難する。 科学者はまだ自分がロボットになったことを知らない少女「ドロシー」を地球に送る。 地球に到着したドロシーは3人のロボットの友人「ライゴン」「アイアン」「スティックマン」に会い、友情を深めていく。

ロボラマ公演の舞台はそれ自体が一つの大型ロボットだ。 組立式の劇場は大きさを調節でき、中央の舞台が両側に動くなど、ロボットが登場しやすく特殊設計した。

ロボラマは09年、仁川(インチョン)世界都市祝典ロボットサイエンス未来館に初めて登場した。 当時、ロボットとドラマを結びつけることで、ロボットの硬いイメージを文化コンテンツに新たに誕生させたという評価を受けた。

ロボラマのイタリア進出は、イタリアのSSSAバイオロボット研究所の子会社テクノディール(株)を通して実現した。 ロボットエバーのキム・チャングン社長は「ヨーロッパには操り人形劇の職人が多いが、今後ロボットドラマも一つのジャンルとして定着させたい」と語った。 キム社長は「ロボラマ」商標権を韓国だけでなくヨーロッパや中国など各国に登録した。



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