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アスファルトから異常数値の放射線…ソウル市、近隣住民の疫学調査へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は6日、「異常数値の放射線量が検出された地域の住民を対象に疫学調査をする」と明らかにした。

朴市長は最近、高い放射線数値のためアスファルト入れ替え工事を行っているソウル蘆原区月渓洞(ノウォング・ウォルゲドン)907番地一帯をこの日午後に訪問し、「放射能が人体に影響がないほど少量であっても市民の不安を解消するのがソウル市の責任」とし、このように述べた。これとともにソウル市は2000年に舗装された道路の放射線数値を全面的に調査することにした。

月渓洞の道路2カ所からは最近、濃度が最大1.4マイクロシーベルト、1.8マイクロシーベルトの放射性物質セシウム137が検出された。これは大気中の平均値0.14マイクロシーベルトの10倍以上。


ソウル市は2日、韓国原子力安全技術院などと合同調査を行い、放射線量が人体に影響を及ぼさないレベルであることを確認したが、住民は不安を感じている。

ソウル市は4日、25の区役所と道路事業所・施設管理公団などに公文書を送り、月渓洞の道路とほぼ同じ時期(00年)に舗装された道路の放射線量を測定して報告するよう指示した。

5日からはアスファルトコンクリート供給16カ所を相手に放射能汚染について調べている。チョン・シユン道路管理課長は「6日現在、30カ所の道路と9社のアスファルトコンクリート会社を調べたが、放射線量はすべて基準値以下だった」と伝えた。



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