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【グローバルアイ】もう一つの宿題、韓中FTA(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「台湾が‘両岸自由貿易協定(FTA)’で莫大な貿易黒字を出していることは私たちもよく知っている」。

最近、私的な席で会った中国外交官の言葉だ。 実際、‘両岸FTA’と呼ばれる両岸経済協力枠組協議定(ECFA)のおかげで、台湾は中国を相手に昨年だけで860億ドルの黒字を出した。 それでも中国は統合という長い視点で両岸FTAを眺めているという。

このようにFTAは同盟という戦略的な意味を帯びる場合がよくある。 米国議会で韓米FTA関連法案が通過すると、「韓米軍事同盟が経済同盟レベルに拡大した」という評価が出たのもこうした脈絡からだ。


ソウル市長選が終わり、今度は韓米FTAの国会批准問題が最大の争点になった。 しかし判断基準は意外に単純かもしれない。 大韓民国の安保と経済領土の拡大という長期的な国益の観点で見ればよいことだ。 党利党略で接近する態度は禁物だ。

韓米FTAが決着すれば、もう一つの大きな宿題が私たちを待っている。 韓中FTAだ。 実際、中国は韓国の最大の貿易相手国だ。 昨年の両国の貿易規模は2000億ドルを超えた。 昨年の韓米・韓日貿易額を合わせた金額よりも多い。 それだけに今は中国との経済・貿易関係を安定的に管理できるかどうかに、韓国経済の死活がかかっているといっても過言ではない。



【グローバルアイ】もう一つの宿題、韓中FTA(2)

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