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「アップルは恋人、サムスンは同業者…iPhone4Sに熱狂する理由」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

朴忠煥(パク・チュンファン)南カルフォルニア大(USC)経営専門大学院教授。

こうした関係を朴教授は「ブランド愛着」という概念で説明する。機能的優位に基づく「ブランド選好」ではなく、理性の領域を越えてブランドと使用者が感性的に交感する段階だ。この段階に到達すれば、強力なライバルが現れても、流行が終わっても、ブランドは生き残るというのが朴教授の主張だ。

ではサムスンはどうか。朴教授は「サムスンは同業者」と語った。やり取りする関係ということだ。この場合、支払うお金ほどの機能を提供できなければいつでも捨てられる。実際に機能的優位は、サムスンがソニー・ノキアのようなブランドを抜いてグローバルブランドになれた秘訣だ。ソニーがグローバルブランドに成長した戦略でもある。

「いまソニーはどこに見られるだろうか。機能的優位だけではソニーのようになってしまう」。朴教授は「サムスンも同じようになるかもしれない」と話した。


朴教授は「サムスンはもう機能ではなく哲学と価値をセールスしなければいけない。どんなブランド哲学でどう消費者と交感するのかが重要だ」とし「今後、アップルのiPhone使用者とサムスンのギャラクシーS使用者を比較分析してみたい」と述べた。



「アップルは恋人、サムスンは同業者…iPhone4Sに熱狂する理由」(1)

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