S-LCDはサムスン電子とソニーが2004年に合弁で設立したLCDパネル生産会社だ。両社は競争関係にもかかわらず異例にも7年にわたり合弁で事業を進めてきた。忠清南道湯井(チュンチョンナムド・タンジョン)に2つの工場を運営しており、昨年の売り上げは11兆3700億ウォン(約7796億円)だった。主に40インチ台のテレビ用LCDパネルを生産しサムスンとソニーに50%ずつ供給してきた。サムスン電子が50%と1株の株式を持ち経営権を行使し、ソニーが残りを保有している。
業界ではソニーの業績不振を決別説の原因とみている。ソニーは2004年から2009年まで1兆9500億ウォンを投資してLCDパネル生産能力を伸ばした。しかし、世界的な供給過剰からLCD価格が急落し、テレビ事業が7四半期連続赤字で累積赤字6兆6000億ウォンに達するなど業績が振るわないことから合弁から撤退することにしたということだ。
業界ではソニーの業績不振を決別説の原因とみている。ソニーは2004年から2009年まで1兆9500億ウォンを投資してLCDパネル生産能力を伸ばした。しかし、世界的な供給過剰からLCD価格が急落し、テレビ事業が7四半期連続赤字で累積赤字6兆6000億ウォンに達するなど業績が振るわないことから合弁から撤退することにしたということだ。
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