米国で映画「Ｇ．Ｉ．ジョー２」を撮影中のトップスターのイ・ビョンホンの現場写真が初公開された。

同作のジョン・チュウ監督は、最近、自身のツイッターに「ストームシャドー・イン・ハンテッド・ハウス（幽霊屋敷の中のストームシャドー）」というコメントで、イ・ビョンホンの写真を掲載した。

イ・ビョンホンが、不気味ではあるもののどこか笑いを誘う怪物の前で、両手を構えて対決姿勢をとっている。彼の服装は、ジーンズにシャツ、帽子を身に付けたカジュアルな普段着だ。休憩中だったのか、左手には飲料缶を持っている。撮影現場の和気あいあいとした雰囲気を感じ取れる一枚だ。今回の写真は、同作が今年８月から米国ニューオーリンズ州で撮影がスタートしてから、事実上初公開された写真だ。現在まで全体の７０％ほどの撮影が進んでいることが知られており、来月には終了するものと見られている。


イ・ビョンホンは、「Ｇ．Ｉ．ジョー」第１弾のメンバーだったチャニング・テイタムやレイ・パークらとともに今回の第２弾にも合流した。第１弾で見せた流ちょうな英語力とアクションで、第２弾ではストームシャドーの出番が増えている。ハリウッドのトップ級スターのブルース・ウィリスや米プロレス元チャンピオンのザ・ロックも出演している第１弾は３億ドルを稼いで成功を収めた。

ジョン・チュウ監督は、ダンサーの華やかさが話題になった「ステップアップ３Ｄ」、ハリウッドのポップアイドル、ジャスティン・ビーバーの「Ｎｅｖｅｒ　Ｓａｙ　Ｎｅｖｅｒ」のプロモーションビデオなどを手がけた監督で、ジョン・ウー監督に続く中国系監督として知られている。

イ・ビョンホンの所属事務所側は「先日、現地支援のために米国に行ってきた。イ・ビョンホンさんは第１弾のときよりも遥かに余裕のある表情で楽しそうに撮影に臨んでいた」と話した。「Ｇ．Ｉ．ジョー２」は来年６月２９日公開される。