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「雇用35万件が生じるのに…韓国政治家、なぜ韓米FTAに反対?」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
エイミー・ジャクソン駐韓米国商工会議所(AMCHAM)代表は「米国議会でも韓米自由貿易協定(FTA)批准案の通過はかなり遅れた。韓国国会もこれ以上遅らせてはいけない」とし「年末ではなく1カ月以内に良い便りを期待する」と述べた。 20日、ソウル三成洞(サムソンドン)貿易センターのAMCHAM事務所で行われた中央日報とのインタビューでだ。

ジャクソン代表は「米国でFTAが遅れたのは支持勢力の利益を浮き彫りにする政治家の特性のため」とし「しかし米国内の雇用を少なくとも7万件増やせるという論理で、反対していた議員も結局は賛成票を投じた」と説明した。 ジャクソン代表は「韓国では米国の5倍にのぼる35万件の雇用が創出されるのに、なぜ反対しているのか分からない」とし「合理的な思考をすれば、すぐに賛成することになるだろう」と予想した。

政治家とは違い、韓国の財界人と会社員は高く評価した。 潔癖症と思われるほど業務を丁寧に処理し、夜遅くまで熱心に働くという点でだ。 ジャクソン代表は「これまで会った韓国の財界人や職員はみんな‘やればできる(Can do it)’という精神がある。 私もそのような精神を学ぼうと努力している」と述べた。


最近話題になっている共生・共存発展については、「米国にも‘共生(co-prosperity)’という用語があるが、業界でよく使う表現ではない」とし「米国でも中小企業がやりやすい環境をつくろうと多くの努力をしているが、韓国ほどイシューになることはないようだ」と答えた。

韓国で仕事をしてよかった点は、「いろんな国の人たちと親しく交わり、さまざまな文化を体験できること」を選んだ。 ジャクソン代表は2年前に赴任し、夫、7歳の娘、4歳の息子も一緒に韓国で暮らしている。

「4際の息子はホットドッグが好きだが、表面に海苔を巻いておいしそうに食べる。 韓米FTAも海苔を巻いて食べるホットドッグのように両国関係に驚くような結果をもたらすと思う」。

◇エイミー・ジャクソン氏=米ポモナ大とジョンズ・ホプキンス大国際関係大学院(SAIS)を卒業した後、米航空宇宙局(NASA)と米通商代表部(USTR))で勤務した。 USTRで韓国・日本との通商交渉を担当した東アジア専門家で、副次官補(1998-2005年)を務めた。 09年9月にAMCHAM代表として赴任する直前は、米国の国際貿易コンサルティング会社C&Mインターナショナルで勤めた。



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