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北朝鮮シンパの機長インタビュー、飛行中の越北への懸念提起に…(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
インターネットに金正日(キム・ジョンイル)と北朝鮮体制を称賛する文を載せた容疑で検察の捜査を受けている大韓航空のキム機長は20日、「中国と東南アジアなどで北朝鮮のインターネットサイトにアクセスして北朝鮮を称賛する写真やポスターを見つけサイトに上げた」と話した。彼は、「北朝鮮に関連したものを1人で日記帳に独り言を書くように個人サイトに上げただけで、誰かに見せようとしたのではない」と主張した。キム氏はこの日中央日報と1時間余りにわたり3回の電話インタビューを受けながら、「北朝鮮が独裁国家なのか人権弾圧をするのか直接暮らしてみなくてはわからない。(親北朝鮮主義者なのかは)調査過程で明らかになることであり私が話す立場でない」と話した。キム氏は主に国内線と東南アジア・中国路線に常務しており、検察の捜査が始まった19日からは機長の職務が停止されソウルの自宅に留まっている。

――サイトはなぜ開設したのか。

「検察は私が北朝鮮体制宣伝サイトをエネルギー関連サイトに偽装したといった。わい曲だ。(2001年に初めて開設した)当時は新しいエネルギーに心酔し関心がある人々同士で互いに研究結果を共有しようと作った。だが、研究活動が活発でなく、ほとんど活動が中断されたサイトだった。1日に訪問者が10人に満たない時が多く、1人もいない時もあった」。


――「偉大な首領金日成(キム・イルソン)同志の革命思想でさらに徹底的に武装せよ」というポスターや、「共産主義者になるための前提条件」のような掲示文がある。いつから上げていたのか。

「新たに触れた北朝鮮の絵や動画を見てこういうものもあるのかという珍しさから1~2年前から上げた。1人で日記帳に独白するように(記録)したものであり、誰かに見ろと上げたのではない」(しかしその後の通話では、「北朝鮮を称賛するポスターや写真・動画を直接上げたことはない。他の人が掲示板に上げたもの」と言葉を変えた)

――「金正日将軍万歳」のような北朝鮮を称賛した内容が問題になるという考えは持たなかったか。

「直接タイピングしてそのような文を書いたことはない。写真や動画をキャプチャーして転載する過程で入ったかも知れないが直接作成したことはなかった。また『会社は北称賛のための財政的支援者』という文があったというが、私は書いていない」

――一部では飛行中の越北への懸念も提起されたが。

「北に行くいかなる理由もない。ソウルに老いた両親と妻子、妻の両親がいる。家族を捨てて北朝鮮に行く理由はない。もし本当に行きたいならば正規のルートを通じて政府の許可を受けて行く。なぜ無意味なことをするか。(そういう話がなぜ出てきたのか)あきれる」



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