中国の李克強副首相が23日から北朝鮮と韓国を相次いで訪問する予定だと、中国外務省が19日発表した。李副首相の今回の南北訪問を通して、中国は6カ国協議再開のための仲裁者として積極的なイメージを強調すると観測されている。
李副首相は来年末に開かれる中国共産党の第18回党大会で全国人民代表大会常務委員長(国会議長に該当)または首相に抜擢される可能性が高い。
中国外務省の姜瑜・副報道局長はこの日の記者会見で、「李副首相が23-25日に北朝鮮、26-27日には韓国をそれぞれ訪問する予定」とし「今回の訪問は南北の要請による公式友好訪問」と明らかにした。
南北訪問目的について、姜副報道局長は「該当国の指導者と会談し、両国関係や国際懸案など共通の関心事について意見を交換する予定」と明らかにした。また「中国は南北関係の改善と情勢の緩和を支持し、韓半島の長期的な安定を望む」とし「中国は当事国とともに6カ国協議再開と地域安定のために積極的な努力をしていく」と述べた。
姜副報道局長の言葉からも分かるように、李副首相の南北訪問の主な目的は6カ国協議再開のための仲裁と分析される。朝中経済協力が議論される可能性も大きい。
中国の指導者級が南北を相次いで訪問するのは異例。李副首相は北朝鮮訪問を終えた後、25日にいったん北京に戻り、26日に訪韓するという。
李副首相の訪問には張志軍外務次官ら約80人の代表団が同行する。李克強氏の南北訪問は08年に副首相に昇進して以後初めて。
李副首相は来年末に開かれる中国共産党の第18回党大会で全国人民代表大会常務委員長(国会議長に該当)または首相に抜擢される可能性が高い。
中国外務省の姜瑜・副報道局長はこの日の記者会見で、「李副首相が23-25日に北朝鮮、26-27日には韓国をそれぞれ訪問する予定」とし「今回の訪問は南北の要請による公式友好訪問」と明らかにした。
南北訪問目的について、姜副報道局長は「該当国の指導者と会談し、両国関係や国際懸案など共通の関心事について意見を交換する予定」と明らかにした。また「中国は南北関係の改善と情勢の緩和を支持し、韓半島の長期的な安定を望む」とし「中国は当事国とともに6カ国協議再開と地域安定のために積極的な努力をしていく」と述べた。
姜副報道局長の言葉からも分かるように、李副首相の南北訪問の主な目的は6カ国協議再開のための仲裁と分析される。朝中経済協力が議論される可能性も大きい。
中国の指導者級が南北を相次いで訪問するのは異例。李副首相は北朝鮮訪問を終えた後、25日にいったん北京に戻り、26日に訪韓するという。
李副首相の訪問には張志軍外務次官ら約80人の代表団が同行する。李克強氏の南北訪問は08年に副首相に昇進して以後初めて。
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