李明博(イ・ミョンバク)大統領のソウル論硯洞(ノンヒョンドン)の私邸。
李明博(イ・ミョンバク)大統領。
李大統領は内谷洞の私邸問題が浮上してから10日余りで計画を白紙に戻すことにした。 青瓦台の関係者は「昨年、北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)砲撃で民間人死傷者が発生してから6日後に謝罪したケースを除けば、最も早く問題を是正した例」と説明した。 李大統領がこのように速かに措置を取ったのは、10月26日に再・補欠選挙を控えて急激に悪化した民心を意識したからだ。 私邸建設計画の白紙化方針が決まるまで、青瓦台は「息子シヒョン氏の名前の土地(463平方メートル)を大統領の名前にする」(10日)、「警護敷地も減らす」(12日)などの弥縫策を出していた。 しかしそれでは非難世論は収まらなかった。 専門家は「李大統領はこれまで公正社会を主張してきたが、私邸問題に関しては‘公正’とは正面から反する、公正性が没落した様相で処理したため、国民が憤怒した」と分析した。
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