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韓国「韓米同盟は‘安保の第1軸’」…米国も関係強化を強調

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領とオバマ米大統領の13日の首脳会談は在任中6度目の会談だ。これまでの5度の会談とは違って、今回は両国首脳が緊急に調整すべき懸案があるわけではない。しかし李大統領の米国訪問の格は国賓訪問(state visit)で最も高い。

「アジア・太平洋地域で中国の攻勢的な政策が展開される時点で、韓米同盟関係はいつよりも重要だ」というロスレティネン米下院外交委員長の言葉から感じられるように、米国で韓国の‘価値’が上がったことを反映しているというのが、政府関係者らの話だ。

李大統領とオバマ大統領が単独・拡大首脳会談後に行った記者会見でも、こうした点が表れたといえる。李大統領は韓米自由貿易協定(FTA)が米議会を通過したことについて「130年の両国関係の新しい里程標でありウィン-ウィンする歴史的な成果」とし「政治・軍事同盟に経済同盟が加わり、韓米同盟が一次元進化しているという認識で一致した」と明らかにした。


青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係者は「韓米FTAを通して韓米同盟は軍事同盟に経済同盟までが加わり、本格的に多層的なグローバル次元の同盟にアップグレードされるという意味」と説明した。

両首脳は「韓米同盟が韓国にとっては‘安保の第1軸’であり、米国にとっては‘太平洋地域の安保のための礎石’」と述べ、「平和と繁栄のための太平洋パートナーシップ」をさらに固める考えを表した。また、韓米同盟をテロリズムと大量破壊兵器(WMD)の拡散、気候変化など、国際社会が直面した挑戦に対処して協力する多元的な戦略同盟に発展させていくことにした。

両首脳は、北朝鮮の核・ミサイル開発による非対称的脅威が増大した状況で、両国同盟がより実効的かつ即時に対応できるよう必要な能力を補強し、対応態勢を強化することにした。また、北朝鮮のウラン濃縮を含む核活動が国連安全保障理事会決議と「9・19共同声明」違反という点を再確認し、北朝鮮に即時中止するよう要求した。

李大統領はオバマ大統領の招請と歓待に感謝の意を表し、来年3月のソウル核安保首脳会議を契機に韓国を訪問してほしいと招請し、オバマ大統領は快く受諾した。



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