他のFTAを引き出す‘FTA強国’韓国のその吸引力を、今は北東アジアFTAの実現に活用しなければならない時だ。北東アジアFTAや経済統合の話は数年前から出ている。グローバル危機の前に話を持ち出しながらも、相手を警戒して数年を浪費した。グローバル危機後にはその対応に追われ、お互い関心を向ける余裕がなく、3年という時間を失った。
いま北東アジア3カ国の一次的な関心は国内に向いている。対外的な関心も北東アジアよりも米国と欧州に集まっている。中国は経済のソフトランディング(軟着陸)、米国との経済摩擦が主な関心事で、日本はどうすれば国家債務の安定管理と経済再生を同時に成し遂げられるかに没頭している。FTAへの関心といっても、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)や環太平洋パートナーシップ(TPP)など北東アジアの外側のものだ。
【コラム】次は北東アジアFTAだ(1)
いま北東アジア3カ国の一次的な関心は国内に向いている。対外的な関心も北東アジアよりも米国と欧州に集まっている。中国は経済のソフトランディング(軟着陸)、米国との経済摩擦が主な関心事で、日本はどうすれば国家債務の安定管理と経済再生を同時に成し遂げられるかに没頭している。FTAへの関心といっても、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)や環太平洋パートナーシップ(TPP)など北東アジアの外側のものだ。
【コラム】次は北東アジアFTAだ(1)
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