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蔚珍原発6号機、故障で稼動中断…整備後3カ月で

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
慶尚北道(キョンサンブクド)蔚珍(ウルチン)原発6号機(加圧軽水炉型・100万キロワット級)が11日、故障で稼働が中断した。韓国水力原子力はこの日夜遅くまで故障の原因を把握できなかった。

韓国水力原子力蔚珍原子力本部は6号機が11日午後6時5分、原子炉冷却材ポンプ(RCP)の異常で発電が停止した、と明らかにした。蔚珍6号機は、原子炉冷却材ポンプを構成する機器の一つである過電流保護継電器を取り替える作業中に原子炉が自動停止し、発電所の稼働が中断した。

蔚珍原発はこの故障による放射能外部漏出はないと明らかにした。しかし6号機の稼働が中断してから7時間が過ぎても正確な故障の原因を説明できずにいる。6号機の稼働が中断した後、5-6号機を担当している3発電所安全チームが故障の原因を調べている。


韓国水力原子力の関係者は「原発の故障原因を把握するには普通2-3日ほどかかる。正確な故障原因が明らかになりしだい復旧作業を始める」と述べた。

原子炉が中断すれば、韓国原子力安全技術院の現場調査と教育科学技術部長官の再稼働承認を得てこそ原発を再稼働できる。したがっていつごろ再稼働されるかはまだ分からない。

蔚珍原発6号機は6月8日から約23日間、燃料入れ替えと安全性向上のための機器整備など計画予防整備を実施した後、7月1日に発電を再開した。しかし4カ月足らずで故障した。

韓国水力原子力の関係者は「今は時期は電力供給に問題はない」と述べた。予備電力は十分にあるという説明だ。蔚珍には6基の原発がある。この日は整備中の2、4号機を除いた4基が稼働していたが、この日の故障で現在3基で発電している。



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