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エキスポ橋照明、消灯しても100万ウォン…「いっそ明かりをつけるべき」=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

夜間景観照明がついた大田・甲川のエキスポ橋が華麗さを誇る。昨年10月に開かれた熱気球祭りの際の写真。

「景観照明の消灯で数十万ウォンを節約するより、市民に休息空間として提供するほうが良いのではないか」。

毎晩大田(テジョン)の甲川(カプチョン)の川辺を歩いていた主婦イム・ミンスクさんは最近夜間の運動を中断した。

甲川の遊歩道が暗く不安なためだ。遊歩道が暗くなったのには理由がある。儒城区道竜洞(ユソング・トリョンドン)のエキスポ科学公園前の甲川に架けられたエキスポ橋と周辺の景観照明が3月から消されたためだ。イムさんは、「暗くなったエキスポ橋周辺に青少年が集まってたばこを吸い酒を飲んだりもしていて怖くなる」と話した。


エキスポ橋は1993年の大田エキスポ開催当時に建設された。長さ330メートルのアーチ型吊り橋で、建設には85億ウォンがかかった。大田市は2009年11月に予算8億ウォンを追加しエキスポ橋に景観照明を設置した。市民と観光客に見どころを提供しようという考えだった。

市はこの時からエキスポ橋景観照明を夜間4時間にわたり点灯した。電気料金は月平均166万ウォン(年間2000万ウォン)がかかった。

この照明が消えたのは3月8日からだ。大田駅前の木尺橋(モクチョクギョ)の景観照明も消えた。国際石油価格が高騰し政府がエネルギー使用制限措置を下したためだ。

政府は公告を通じ記念塔、噴水台、橋梁など公共施設に設置された景観照明は原則的に消灯するようにした。

ただし国際行事開催、観光行事など自治団体首長や機関長が認める場合は除外するようにした。これにより全国の大部分の景観照明は消えた。ただし釜山(プサン)の広安(クァンアン)大橋や仁川(インチョン)の仁川大橋など大都市の一部景観照明はつけている。



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