4日に韓国に到着した脱北者9人のうち、白南雲(ベク・ナムウン)元北朝鮮最高人民会議議長の孫だと主張したのは、日本石川県で救助された直後から自ら「責任者」と話していた40代の男性だったと、日本産経新聞が5日報じた。
同紙によると、この男性は日本政府の調査で、「対南工作機関の幹部で韓国人拉致を指揮する位置にいた父が粛清されて地方に飛ばされ、それ以降、私は咸鏡北道漁大津(ハムギョンブクド・オデジン)の人民軍管轄地域でイカ漁をしながら生計を維持してきた」と述べた。
この男性は調査中ずっと自分の家族が北朝鮮でも屈指のエリートだったことを強調したという。また「生活は苦しくなかったし、食べ物にも不自由はなかった」とし「しかし北朝鮮の閉鎖的な体制では希望を持てず、子どもの将来の教育のために韓国行きを決心した」と話したと、同紙は報じた。
これと関連しNHKは「脱北者が先月、石川県沖で発見された当時に乗っていた木造船には数千ドルが積まれていた」と伝えた。この男性は軍に上納して残ったイカなどを売って稼ぎ、これをドルに変えて脱出費用にしたという。
韓国政府の合同尋問班は5日、脱北の経緯と動機、家族関係などに関する本格的な調査に入った。
同紙によると、この男性は日本政府の調査で、「対南工作機関の幹部で韓国人拉致を指揮する位置にいた父が粛清されて地方に飛ばされ、それ以降、私は咸鏡北道漁大津(ハムギョンブクド・オデジン)の人民軍管轄地域でイカ漁をしながら生計を維持してきた」と述べた。
この男性は調査中ずっと自分の家族が北朝鮮でも屈指のエリートだったことを強調したという。また「生活は苦しくなかったし、食べ物にも不自由はなかった」とし「しかし北朝鮮の閉鎖的な体制では希望を持てず、子どもの将来の教育のために韓国行きを決心した」と話したと、同紙は報じた。
これと関連しNHKは「脱北者が先月、石川県沖で発見された当時に乗っていた木造船には数千ドルが積まれていた」と伝えた。この男性は軍に上納して残ったイカなどを売って稼ぎ、これをドルに変えて脱出費用にしたという。
韓国政府の合同尋問班は5日、脱北の経緯と動機、家族関係などに関する本格的な調査に入った。
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