これに伴い、ウォン安が進む韓国市場に対する懸念も深まっている。 この日、一時1ドル=1200ウォン台までウォン安ドル高が進むと、関係者の間では「外国人投資家の離脱が本格化するのでは」という懸念が強まった。 専門家らは1ドル=1200ウォンを国内の株式・債券市場に入っているドル投資資金に為替差損が生じる分岐点と見ている。 現代(ヒョンデ)証券のイ・サンウォン研究員は「為替レートの変動性が高まれば、外国系資金の流出を触発する要因となる」とし「1ドル=1200ウォンのラインを守ることが重要だ」と述べた。
しかしウォン安にもかかわらず国内債券市場は大きく揺れないという見方が強い。 ウリィ投資証券のパク・ジョンヨン研究員は「開天節(建国記念日)連休前の先月30日、外国人が1兆ウォンほどの債券を購入し、為替レートが揺れた4日にも外国人が離脱する兆しは見えなかった」とし「新興国から資金が抜けるのは一時的なものと分析される」と述べた。 実際、4日の債券市場でアジア中央銀行やテンプルトンがウォン建て債券を購入すると伝えられると、債券金利は前日比0.09ポイント下落した。
揺れる株式市場に酔った投資家、日米国債に“エクソダス”(2)
しかしウォン安にもかかわらず国内債券市場は大きく揺れないという見方が強い。 ウリィ投資証券のパク・ジョンヨン研究員は「開天節(建国記念日)連休前の先月30日、外国人が1兆ウォンほどの債券を購入し、為替レートが揺れた4日にも外国人が離脱する兆しは見えなかった」とし「新興国から資金が抜けるのは一時的なものと分析される」と述べた。 実際、4日の債券市場でアジア中央銀行やテンプルトンがウォン建て債券を購入すると伝えられると、債券金利は前日比0.09ポイント下落した。
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