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【噴水台】中国人は孔子の時代からあまり反省しないようだ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
その孔子が愚かな子孫のために2000年も過ぎた今日、またも体面を崩すことになった。 中国政府の野心作「孔子平和賞」が1年で廃止された理由だ。 昨年、反体制人物の劉暁波がノーベル平和賞受賞者に選ばれると、これに怒った中国が仕返しに作った賞だった。

しかし第一歩目からつまずいた。 第1回授賞式をノーベル平和賞授賞式の前日にしたが、白けてしまったのはノーベルでなく孔子だった。 初代受賞者の連戦台湾国民党名誉主席が「聞いたことがない」と言って欠席した。 結局、名前も明らかにされない6歳の少女が賞金とトロフィーを代わりに受けるというとんでもない場面が演出された。

今年もふらついた。 中国当局は第2回受賞者候補にチベット仏教第2人者のパンチェン・ラマ、ウラジミール・プーチン露首相、アンゲラ・メルケル独首相を選定した。 今度は中国ネットユーザーが先に動いた。 「独裁者プーチンや操り人形のパンチェン・ラマが受賞者か」。「中国を批判してきたメルケル首相に与えるのは商業的な計算ではないのか」。


国際的な恥と国内的な批判に耐えられなかった政府がそっと手を引いたが、過ちに気づいているようには見えない。 2000年前の孔子のようにだ。 このためウィル・デュラントより孔子についてよく知る易中天教授ような人が「中国人は孔子の時代からあまり反省しないようだ」と嘆くのかもしれない。





【噴水台】中国人は孔子の時代からあまり反省しないようだ(1)

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