▽「オンラインゲーム宗主国から学ぼう」　　

海外ゲーム企業は韓国でサービスしていないにもかかわらず接続して楽しむ韓国ゲーマーの情熱に引かれ、国内サービスに乗り出している。 ライオットゲームズは２８日、米国本社の役員らが訪韓し、韓国支社設立式を開いた。

ロレント海外事業総括副社長は「韓国ゲーマーは情熱的で韓国は最も先進化しているオンラインゲーム市場」とし「北米・欧州で成功したが、韓国ゲーマーにきちんとサービスを提供するまでは成功したとは言えない」と述べた。 ライオットゲームズが米国やアイルランドなど世界４カ所にしかない事務所の一つを韓国に出した理由だ。


ライオットゲームズは近く「リーグ・オブ・レジェンド」のテストを終えて正式にサービスを始める予定で、ｅスポーツも育成する方針だ。 またこの日公開した韓国チャンピオンキャラクター「九尾狐」の初期６カ月間の収益金を韓国社会に寄付する計画だと明らかにした。

「リフト」も韓国サービスを控えている。 ＣＪネットマーブルはトライオンワールドとリフトのパブリッシング（サービス・流通）契約を結んだ。 ネットマーブルは１９日、バトラー・トライオンワールド代表が出席した中で記者懇談会を開き、今後のサービス戦略や日程を公開する予定だ。

バトラー代表は００年に韓国を訪問し、インターネットカフェやオンラインゲーム文化に深い印象を受け、ＭＭＯＲＰＧ市場に参入したという。 バトラー代表は「韓国オンラインゲーム文化は私を今まで走らせた原動力」とも述べた。

ネットマーブルの関係者は「トライオンワールドは韓国を単なるビジネス的な目的でなく、韓国の潜在性を高く評価し、指導を受けるという立場で韓国市場攻略のために現地化作業に集中投資している」と話した。

国内ゲーム業界は海外有名ゲーム会社の韓国進出を喜びながらも懸念を表した。 韓国ゲーマーが世界的なゲームを国内で楽しむことができ、国内企業は海外ゲーム会社との人的・物的交流ができる一方、 「シャットダウン制」など政府の規制で国内ゲーム企業の競争力が低下している状況で、海外企業に主導権を奪われるかもしれないという危機感を抱いている。



「韓国ゲーマーに認めらてこそ世界最高」（１）