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韓日中を制覇できないグーグルとフェイスブック(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
フェイスブックは中国には進出すらできない境遇だ。中国政府の遮断のためだ。これまで自国のサービス「微博」が市場を掌握した。中国のポータル新浪網が2009年にリリースしたSNS微博が大成功を収めると他の企業も同じ名前を使ってサービスを出した。

検索王グーグルの事情も違わない。韓国ではネイバー、ダウムが検索市場で1・2位を守っており、コリアンクリックの集計では今年8月のグーグルの純訪問者数は865万人でネイバーの2909万の30%にすぎなかった。中国もやはり自国企業の百度がシェア75.7%、日本もヤフーのシェアが51%でグーグルを上回った。米国検索市場の65%、南米・欧州では90%以上を占めるグーグルとしては「大きな例外」となる。

理由は「ローカライズ」に帰結される。日本は匿名性を重視する特有の国民性がフェイスブックと合わないという分析だ。「ミクシィ」の場合は招待された人だけが加入でき、相対的に個人情報の公開が少ない。マニア層を攻略したサービスも通じた。FC2ブログは容量を無制限で提供してアニメやゲームの愛好家を集めた。


韓国もやはり韓国人の嗜好に合わせたキラーコンテンツの力が大きかった。ヤフーを検索1位から引きずり下ろしたのはダウムの「カフェ」サービスで、その後ネイバーの「知識iN」サービスは現在のネイバーを作った。中国は政治的理由で海外のインターネット企業を防ぐ当局の検閲が巨大な国内企業を育成した事例だ。





韓日中を制覇できないグーグルとフェイスブック(1)

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