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韓国の期待インフレ率4.3%、2年10カ月来の最高値

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
今後1年間の物価上昇見通しを示す期待インフレ率が2年10カ月来の最高値を記録した。3カ月連続での上昇だ。

韓国銀行が27日に発表した9月の消費者動向指数によると、今月の期待インフレ率は年平均4.3%となった。2008年11月に記録した4.3%と並ぶ水準で、先月より0.1ポイント上昇した。

期待インフレ率は今後1年間の国内消費者物価上昇率に対する消費者の意見をまとめて集計される。消費者動向指数は毎月全国56都市でパネルに選ばれた2200世帯への質問を通じて作成される。今月の回答率は93%を記録した。


韓国銀行統計調査チームのチャン・ワンソプ次長は、「これまで体感物価が上昇を続けており、期待インフレ率上昇に影響を与えた。高物価時代には期待インフレ率が消費者物価上昇率についていく側面があり、消費者物価上昇率が持続的に落ちれば期待インフレ率も下落するだろう」と話した。

今後の景気見通しも暗かった。消費者の経済状況に対する心理を総合的に現わす消費者心理指数(CSI)は99で、2カ月連続で基準値の100を下回った。

CSIが100を下回れば今後の景気が悪くなるとみる回答者が多いという意味で、100を上回ればその反対となる。個人負債は今後も増加すると予想された。



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